ニキビの症状に合ったクレンジング剤の選び方

クレンジングによる対策

 

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ニキビ対策にはクレンジングが大切ですが、一般的なクレンジング剤にはメイク汚れなどを効率的に落とすために多量の油分と界面活性剤が含まれています。油分はニキビ菌の大好物であり、界面活性剤は逆にニキビ肌には大きな負担となるので、本来ならクレンジング剤をニキビ肌に不用意に使用するのは避けたいところです。

 

もともとクレンジングというのはメイク汚れを残さないために実施するスキンケア方法ですが、できるだけニキビ肌に対して負担の少ないクレンジング剤を選ぶことが重要になってきます。

 

一般的なクレンジング製品にはジェル、ローション、オイルタイプなどの種類があり、落としたい肌の汚れの程度や各人肌質によっていろいろ選ぶことができます。ただしクレンジングは毎日する人が多いので、できるだけ肌に刺激を与えない方法や素材が望ましいわけです。

 

目的別の例では、肌表面のでこぼこをめだたなくする微粒子パウダーやUV防止微粒子は、表面を洗っただけでは毛穴の奥に入った汚れが浮き上がらないので、除去できなかった汚れた皮脂が黒ずみになったりします。そこで水溶性クレンジングオイルを使う方がベターとなり、鼻の周囲など皮脂分泌が多い部分や、目の周りなどデリケートゾーンの場合は、質のよいオリーブオイルやスクワランなどのオイルが理想的で、カット綿や綿棒を使ったスポットクレンジングを併用するといいでしょう。

 

特に鼻角栓周辺に悩む女性が多いようで、こんな時の角栓クレンジングは大変有効となっています。角栓除去のイメージとしては毛穴を開いて角栓を取るというものや、角栓を溶かして除去するものが中心ですが、基本的にはオイル系の製品が多く使われています。週に1回程度クレンジングオイルのマッサージをすると効果をあげることができます。